「自分の思いを口に出してもいいんだ」
Embraceのセッションで、自分の気持ちを抑え込まずに伝えてもいいということに気づきました。今までは、周囲の空気を読んで我慢するのが当たり前で、「波風を立てないこと」が優先でした。でも、実際に口に出してみたときに感じたのは、不安よりも“解放感”でした。
「裏ネタにしたいだけ」——その場の違和感をスルーしなかった
ある日、友人との集まりで、欠席していたAさんの退職について話題になったときのことです。するとBさんから、「Aさんの退職理由、あとで聞き出して教えてよ」と、しつこく言われました。
その口調や雰囲気から、それがAさんへの心配ではなく、ただの興味本位で“裏ネタ”として楽しみたいだけだと感じ、私はとても不快になりました。でもその瞬間、前回のセッションで話したことを思い出したのです。
「それはできない」——初めて、笑顔でNOを伝えられた
私は勇気を出して、Bさんにこう伝えました。
「自分で本人に聞いたらいいじゃない?」
「Aさんが話したくないかもしれないことを、私が聞き出して言いふらすのは嫌だなって思う」
感情的にならず、笑顔で穏やかに。でも、はっきりと。
すると驚いたことに、Bさんはそのまま受け入れてくれて、場の雰囲気も険悪にはなりませんでした。
“嫌われるかも”という恐れから、自分を守れる自信へ
これまでの私なら、きっとその場では黙って受け流していたと思います。
でも今回は、自分の感覚を大切にし、穏やかに断るという選択ができた。これがどれだけ大きな一歩だったか、自分でも驚いています。
「私は、自分の思いを伝えてもいい」
この感覚が少しずつ、自分の中に根づいてきているのを感じます。
HSPとしての繊細な感受性や気づきの力は、抑えるものではなく、整えて活かせるものだと実感しています。
セッションを通じて得た変化の数々に、心から感謝しています。ありがとうございました。