こんにちは、HSP専門コーチ・カウンセラーのemiです。
私は、自身の繊細な特性を活かしながら、現在は「エンブレイス・HSPキャリアメソッド」を通して、多くのHSP女性のキャリアと心の両立支援を行っています。
この記事では、「仕事と家庭の両立がつらい」と感じているHSP女性に向けて、共感・納得・行動に結びつく視点をお届けします。
【共感】HSP女性が「両立」に悩む3つの本質
① 感情の切り替えができない
職場でのミスや人間関係の違和感を持ち帰り、帰宅後も“仕事の気配”を引きずってしまう。
HSP女性は、頭で切り替えようとしても、身体や心が“まだ反応している”ために、家庭モードにスイッチが入らないことがよくあります。
② 周囲の期待に過敏に反応してしまう
職場での「できて当たり前」、家庭での「いい母でありたい」という期待をすべて拾ってしまい、自分のキャパシティを超えて頑張ってしまいます。
完璧であろうとするほど、失敗や未達に過敏になり、自己否定のスパイラルに陥ります。
③ 「自分だけが頑張ってる」ように感じてしまう
HSPは他者の感情を察する力が強い一方で、無意識に「見返り」を期待する傾向があります。
「誰も分かってくれない」「なぜ感謝されないの?」という思考は、蓄積すると“被害者意識”になって心のバランスを崩してしまいます。
【実例】私自身も経験した「両立のつらさ」
たとえば、娘が熱を出した翌日に仕事が重なったとき、「私は母親失格なのでは?」と責めたことがあります。
保育園で手を振って泣く子どもを見送りながら、私も泣いていました。
でも一方で、仕事の現場では「自分がいなければまわらない」と思い込んでいたために、自分を切り刻むように動いていた時期もあります。
【気づき】HSPにとっての「両立」とは“内なる声との調和”
両立とは、時間のやりくりではなく、“自分の内側の声”と調和して生きること。
- 「ちゃんとしなきゃ」
- 「あの人はもっとやっている」
- 「私が抜けたら迷惑がかかる」
このような“外の期待”に心を明け渡すのではなく、
**「私は今、何を大切にしたいのか?」**という“内なる軸”を持つことが、HSP女性にとっての本当の両立です。
【提案】感情と現実のバランスをとる3つの方法
1|3×3ルールで感情を整える
「深呼吸 × 自分への言葉かけ × 静止」
—— 私のルーチンは、贅沢な深呼吸を3回しながら、「大丈夫、大丈夫、大丈夫だから」と心の中で唱えること。
これは、感情が溢れそうな瞬間の“感情リセットスイッチ”になります。
2|「自分を先に満たす」時間を10分つくる
忙しい日々の中で、HSPこそ“外ではなく内に戻る時間”が必要です。
短い時間でも、五感を緩める10分を確保しましょう。たとえば:
- 香りを感じる
- 静かにお茶を飲む
- 好きな音楽を聴く
—— これらは、HSPの神経を優しくほぐす最小単位のセルフケアです。
3|「完璧でなくていい」思考習慣をもつ
HSP女性の多くは「仕事も家庭も100点でいたい」と思いがち。
でも本当の“両立”とは、どちらも80点でOKと思える柔軟性にあります。
【支援】Embraceが提供するサポート
「エンブレイス・HSPキャリアメソッド」では、以下を通じてバランスを整える支援をしています:
- あなたの繊細な感性を“力”に変えるセッション
- 感情や思考のパターンを書き換える具体的ステップ
- エネルギーの循環を整える「エナジーケア」の導入
日常に疲れたあなたにこそ、優しい再起動が必要です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。>> https://www.embrace-emi.com
最後に:繊細であることは、弱さではない
「仕事か家庭か」ではなく、
「どちらも、私らしく続けるためにはどうしたらいいか?」
HSPだからこそ、両立の中で見えてくる“感性の豊かさ”を大切にしてください。
焦らず、比べず、あなたらしい歩幅で。